社員インタビュー
経理部 
経理二課
M.A.さん(2019年入社/経理・情報研究学科卒)

若手の挑戦を後押しする組織だから
成長のチャンスは無数にある

これまでのキャリア

  • 学生時代

    自分にとって、将来役立つ検定資格を取得したいと思い高校では簿記を学び、その後、より専門的な分野を深めていきたいと思っていたことから、専門学校ではさらに専門的な簿記や税金などに関する知識を習得しました。

  • 矢印
  • 就活時代

    自分の専門から考えて、特に業界には囚われずに就活先を考えることができました。
    会社の情報収集を進めていく中で、ピグメントに関心を持ったことをきっかけにそれに関する製造業も少しずつ興味が湧き、当社を志望いたしました。

  • 矢印
  • 現在

    入社してすぐは慣れないこともありましたが、上司や先輩方から優しく教えてもらえたおかげで、仕訳の入力作業や集計作業、現金の管理や支払手形の発行作業など、様々な仕事に携わることができ、成長していることを実感しています。

志望の動機は美しい「ピグメント」

高校では簿記を学び、専門学校ではさらに簿記の勉強を続けていたので、就活を始めた当初は、特に業界というものに囚われずに考えていました。
いくつもの会社説明会に参加し、また会社の情報収集を進めていく中で「ピグメント」という言葉に関心を持ちました。調べてみると顔料のことで、あるとき、伝統画材ラボの展示会に行く機会があり、4,000色にも及ぶ顔料の展示を目の当たりにして、その美しさに感動を覚えました。それをきっかけに、「ピグメント」に関連する製造業にも少しずつ興味が湧き、着色業界に目を向けるようになりました。
着色業界のなかでも、日本ピグメントは国内でも早期に顔料製造に乗り出した顔料メーカーであったことを知り、今では、プラスチック着色・高機能化のトップレベルメーカーとして事業展開していることに魅力を感じ、数ある企業の中から当社を志望するに至りました。

大きな挑戦となる業務にも取り組めて
毎日が貴重な経験

入社時の研修では、電話対応や名刺交換などの基本的なビジネスマナーを学びました。また、工場研修では生産本部や開発本部の方から話を聞き、さらに工場内の見学で実際に見聞きして、工場業務の理解を深めることができました。
経理部に配属となり最初の仕事は、仕訳の入力作業や仕訳のチェック、集計作業、現金の管理や支払手形の発行作業、ファイリング作業など、基礎的な業務でした。その傍らグループ会社の担当経理を任され、 入社1年目からグループ会社の資金繰りやBS(貸借対照表)/PL(損益計算書)を作成するほか、年末調整といった業務にも携わるなど、自分にとって大きな挑戦となる業務にも取り組みました。
実務は資格試験の勉強とは違い、さまざまな場面で適切な判断が求められるなど、貴重な勉強の毎日です。
また、グループ会社の工場長から予実績の乖離(かいり)など、月次決算の問い合わせ対応をすることもあり、財務データや資料を見て考え、経営に近い目線で回答できたことは貴重な経験でした。今では、予算策定や決算業務などにも携わり、楽しみながらステップアップに励んでいます。

経理はミスができない重要な仕事の連続だが
大きなやりがいと達成感がある

経理の業務は1円のミスも許されないので緊張の連続です。月次締めや財務諸表に使われる数字は、細かさと正確さが求められ、最初は正直言って、大変なこともありました。わからないことは上司や先輩にたくさん聞き、指導を受けていくにつれ、段々とできるようになりました。
周りの上司や先輩も、未熟な私に対して大変優しく丁寧に指導してくれて、できたことに対してしっかりと褒めてくれるので向上心が湧き、もっと成長できるように頑張りたいと思えました。
月次締めや財務諸表の作成は、多くの人が関わり、期日第一の仕事ですので、それぞれが緊張感・責任感をもって取り組んでいます。部内みんなで協力して、月次締め作業を終えたときや、財務諸表が確定したときの達成感はひとしおです。
また、月一回、部内で行われる経理会議にも、1年目から参加させてもらいました。ニュースで見聞きする経済状況が自分の想像どおりに損益に影響することを実感できることは、経理の面白さのひとつでもあります。

現在は、現金預金や手形などの管理、売掛金入金処理や買掛金・経費等の支払処理、伝票作成やデータ入力、領収書の整理、月次決算や年次決算資料の作成など、さらに重要な業務を任されています。
これまで3年間、経理の仕事をしてきて、責任のある仕事を任されていることに、いつしか「やりがい」を感じることができるようになりました。
今後も簿記の知識を深め、さらに成長していきたいと思っています。

世の中には本当に多くの企業が存在します。志望する業界や企業だけに固執せず、視野を広げて社会や企業を見ていけば
あなたの世界はぐっと広がるはず。
開けた視界の先に、日本ピグメントを見つけてもらえれば嬉しいかぎりです。

※このインタビューは、2021年11月時点の取材内容に基づきます。